
「犯罪卿の正体はウィリアム・ジェームズ・モリアーティ」
シャーロック(平野良)によるミルヴァートン殺害を引き金に、大英帝国中を揺るがす衝撃の報道が駆け巡った。
市民と貴族、その両者から忌み嫌われながらも、ウィリアム(鈴木勝吾)は自らの”計画”に基づき、特権階級の人間を粛清し始める。すべての罪を一人背負うウィリアムに対し、ルイス(山本一慶)たちはそれぞれに想いを巡らせていた。
一方、逮捕されたシャーロックのもとをマイクロフト(根本正勝)、ワトソン(鎌苅健太)が訪れる。罪を犯しながらも飄々とした態度のシャーロックにマイクロフトは”ある事実”を告げる。
”モリアーティ・プラン”の総仕上げ、最後の事件がついに幕を開ける──。
キャスト
Ⓒ竹内良輔・三好 輝/集英社 Ⓒミュージカル『憂国のモリアーティ』プロジェクト