第11話 開いていく僕らの距離

勉強に身が入らず、何をやっても中途半端な高陽。“長距離なんて簡単だ”という高陽の言葉に曉文は我慢の限界を覚える。そして高陽をグラウンドへ連れ出し、自分に勝てたら兄貴と呼んでやると言い、競争を始める。一方、高斌は金校長の命令でオリンピックに向けての陸上部強化計画案を立てていた。陸上大会予選の日が近づく中、鉄原の予選で優勝しないと次へ進めないことを知った曉文は、プレッシャーから高陽に当たってしまう。