ゴール・オブ・ザ・デッド 前半戦/死霊のキックオフ大乱闘編

スターダムにのし上がれないサッカー選手ジャノ・ベルボー。彼は憎きライバル、サム・ロリとの試合に勝つために怪しげな薬でドーピングをするのだが、しばらくして突然苦しみだし、ゾンビへと変貌してしまう。サムへの闘争心だけが残ったゾンビストライカーは試合会場へと走りだす。そして、サムが所属するサッカーチーム"オランピック・ドゥ・パリ"の選手を乗せたバスはスタジアムへと到着。オランピックの選手たちは、スタジアムにつくと歓声で出迎えられるも、サムだけは様子が違い罵声を浴びせさせられる。彼は地元チームに不義理をきって、1部リーグへと移籍してしまった過去があったのだ。ホイッスルとともに試合開始。同じチーム内の若手スター選手イドリスとの点取り合戦をはじめるサムだったがひょんなことからレッドカードをくらい、退場してしまう。ふてくされながらピッチを後にするサムだったが、入れ違いでゾンビ化したジャノがピッチに乱入。彼の吐き出す謎の白い液体により満員のスタジアムの観戦者は全員、感染者となる。ピッチ上、はたまたスタジアムの外で選手とゾンビの攻防戦が繰り広げられる―。