
「まずい!もう一本!!」。ヒット商品の『まずい棒』を片手に、廃線寸前の銚子電鉄社長・蔵本は、深夜に本物の霊を呼び出す「心霊電車」企画を思いつく。まずい経営状況を打開すべく起死回生の手を打ってはみたものの、当日の参加者はたったの5名…。深夜3時、売れない怪談師、自称霊能者、崖っぷち心霊アイドルなどクセの強い面々を乗せて、心霊電車は静かに走り始める。参加者の1人が生配信を始めたが、車内は全く盛り上がらない。何とか盛り上げようと社員が幽霊に扮してはみたものの、陳腐な演出に視聴者から怒りのコメントが殺到する。「銚電ってバカなの?」「社長出て来い!」視聴者数はたったの9人。肩を落とす社員たち…。ところが、電車が森の中に入った途端、本物の心霊現象が次々と起こり出す。参加者たちがパニックに陥る中、電車は止まらずに走り続ける。終着駅まであとわずか。参加者、そして銚子電鉄の運命は───
キャスト
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