
琉球水産高校に赴任した栽弘義(ゴリ)は、廃部寸前だった野球部の監督を務めることになった。荒れたグラウンドを見渡す栽の視線の先にあるのは、“甲子園優勝”の目標だけだった。容赦のない過酷なトレーニングと苛烈な指導、試練に耐え抜いた部員たちは、次第に優勝も夢じゃないと思い始めるのだが…。立ちはだかるライバル校の壁、エースのケガ、部員の反乱、さまざまな困難を乗り越え、栽と球児達は、やがて沖縄の希望となってゆく。
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