第6話

就職面接を受けて無事に採用された柴芊(チャイ・チエン)。最初は笑顔も見せていた霍浪(フオ・ラン)だったが、柴芊の就職先が大企業である典範(ディエンファン)グループ傘下の会社だと知るや否や顔色が変わり、不機嫌そうな態度を取り始める。後日、邵林(シャオリン)心理相談所を訪ねてきた柴芊が、涙目になり今にも泣きだしそうなのを心配した肖瀟(シアオ・シアオ)が話を聞いたところ、広い森に迷い込んで抜け出せなくなったり、自分が蝶の標本になり、羽をピンで固定されて逃げられない悪夢を最近よく見るのだという。「ピンで固定した人の顔は見えた?」――肖瀟に問いかけられた柴芊の脳裏に浮かんだのは…。