ジェームズ・キャグニーの民衆の敵

シカゴの町で育ち、幼い頃から盗みを働く不良少年だったトム(ジェームズ・キャグニー)とマット(エドワード・ウッズ)は、トラックの運転手をしていた。しかし、貨物抜き取りが発覚しそうになった事をきっかけに暗黒街の一員となる。やがて禁酒法が施行されると、彼らは暗黒街の大物の手下として酒の密造に手を染め始める。この仕事により多額の収入を得た彼らはこの世の春を謳歌するが、やがて対立組織との抗争が激化していき・・・。