
第19話
互いの本音を吐き出した白沢と清歓は互いに愛を深める。盛国の臣下たちは白沢に兵権を与えることに猛反対するが、清歓はまったく聞き入れず、虎符を白沢に与えてしまう。その後、出征した白沢を想い続ける清歓のもとに吉報が届く。白沢が率いる軍は士気が高く、ついに凌国の都を攻略し、三皇子も白沢の手により斬り殺され、さらには盛国へ戻る途中で、周辺の国々を併吞して盛国の領土を拡大したという知らせだった。そしてとうとう白沢の凱旋の日を迎えるのだった。
第20話
白沢を出迎えに走った清歓はついに愛する人と再会する。熱い抱擁をかわしたのも束の間、白沢は清歓の喉元に刀を突きつけ、降伏を迫るのだった。降伏すれば凌国の皇后に据えると言われた清歓は、これまでの一連の出来事がすべて白沢の謀略によるものだったことを知り、絶望する。そして白沢が盛国の臣下と民を大切にすることを条件に、清歓は白沢の要求をのむのだった。
第21話
清歓が嫁ぐ日、式典には盛国の臣下たちも参列し、白沢は清歓を皇后として迎えて晴れ晴れとした面持ちでいたが、清歓の表情はどこか薄暗い。清歓は白沢に約束したことを必ず守るよう念を押すと、袖に隠していた小刀を取り出して自分を刺し、命を絶ってしまった。嘆き悲しんだ白沢は一夜にして白髪頭になり、翌年に重い病を得て崩御し、皇位は三皇子が継いだのだった。
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