#4 結婚式の強行

ブルゴーニュとの併合を推し進めるフランスだったが、跡継ぎを次々と亡くしたことで王族は失意に沈み、ルイ11世も体調を崩す。一方、ブルゴーニュ・ガンの議会はマリーの側近たちを処刑。増え続ける避難民の救済を盾に、マリーにフランス王太子との結婚を承服させた。そんなマリーの窮状を知ったマクシミリアンだったが、ケルンの街で立往生していた。事態の打開を模索したマクシミリアンは、プールヘムを自身の身代わりとして、マリーとの結婚式を強行する策を思いつく。ブルゴーニュに到着したプールヘムは、マクシミリアンの借金とマリーの身の安全を守る費用として10万ギルダーを要求する。