第30話 お前と兄弟になりたい

京工大に合格することを条件に、留学はせず国内に残ることを母親に認めてもらった高陽。本番まで残り３か月ほどだったが、曉文にも勉強を教わりながら、毎日必死に努力を重ねていく。１か月後の模試でいきなりの100点アップを成し遂げ、貝貝や高斌たちを大喜びさせるが、曉文だけは冷静だった。そして迎えたテスト前日。曉文たちは、それぞれの夢を紙飛行機に書いて、校舎の屋上から大空に向かって飛ばすのだった。