
崔塵と秋月白のどちらが運命の人なのか、坦坦の心は揺れ動いている。いつまでも一人で悩んでいてはダメだと、姻縁札の解釈について右に出る者はいないといわれる瓊花門の蘇志楠のもとを訪ねるが、蘇は札の中で重要な文字は「白」であるといい、道号に白の字が入る崔塵しかいないと坦坦に即答する。一方、瓊花門には陸一の遺体が運ばれてくる。致命傷となった額の傷は、瓊花門の技によるもので傍らには蓮を入れる箱だけが落ちていたという。その一方で、瓊花門から消えた胡夢の姿は見当たらなかったという。坦坦一行は、胡夢の無実を証明しようと足取りを追うことにする。
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