第72回 念じ技 偽説法ざんげ斬り

第72回 念じ技 偽説法ざんげ斬り

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 心臓を一突きにする殺人事件が頻発していた。主水(藤田まこと)は、木更津から帰った加代(鮎川いずみ)から、下手人は手口からみて十年前活躍していた隼の権造(神田隆)だときかされる。  その頃、式守という神官のいる高峰神社が、ざんげ神社として町民の評判をよんでいた。いっさいをざんげすると心が晴れるというのだ。だが、この式守こそ権造だった。権造は町民のざんげをきいてはゆすりのたねにし、抵抗する者は殺していたのだ。  そうとは知らず、木材問屋甲州屋米吉(長門勇)がざんげしにやって来た。米吉は昔、目の上のこぶの先輩番頭を、酔った勢いである殺し屋に頼んで殺させたのだ。  その後、深く後悔した米吉は、殺した先輩の息子をひきとり、自分の娘とめあわせることにしたのだが、どうにも心が晴れず、高峰神社にざんげに来たのだった。  だが、式守こそは米吉が頼んだ殺し屋権造だった。米吉を見た権造は、早速米吉をゆすりにかかった……。
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