
柳慕白(りゅう・ぼはく)は大須弥魔柱を持ち去ろうとするが、牧塵(ぼく・じん)がそれを許さなかった。計画を邪魔されたことに怒りを募らせた慕白が、己の持つ低語の力を使って牧塵に攻撃を仕掛ける。そこへ姿を現し、大須弥魔柱を奪い取ったのは黒龍だった。慕白の企みを察し、白馬(はくば)城に駆けつけたのだ。10年の歳月を経て再び大須弥魔柱を手にした黒龍。対抗する牧塵たちとの力の差は歴然である。もはや打つ手はないように思われたが…。
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