
新之助の雲に対する不平不満は募るばかり。100点を取っても褒めてくれず、雨の日にも迎えに来ずに傘を持ったまま芸者遊びにうつつを抜かし……。
そんな折、新之助の学友の鉄太郎が、憂国の士となるべく京都へ出奔した。その際、オランダ語の辞典・訳鍵を古本屋に売って旅費とし、新之助はその本が欲しくてたまらない。折しも新之助は浪人・松村伊十郎(高橋)とその妻・よし(江夏)夫婦に出会い、猫可愛がりされる。新之助も当初はまんざらでもなかったが、次第に気味が悪くなり夫婦を遠ざけるように。そうこうしつつ新之助は訳鍵購入費を稼ぐべく、雲を四六時中監視するアルバイトを始めた。
キャスト
スタッフ
脚本:
倉本 聰
脚本:
金子成人(第14回のみ)
(C)石原音楽出版社
エピソード