第5章

1話 武道家リンリン インディアナは若い娘メイを誘拐し、越の王・勾践の剣、越王勾践剣(えつおうこうせんけん)を盗もうとしていた。ルークはメイの親友で護衛のリンリンと出会い、メイとインディアナが向かった恵済の山へ。一方スターズホテルでは、ジーンがルークの大事なアストロラーベを紛失し、落ち込んでいた。 2話 ボタンの花を追って スターズホテルで強盗に襲われたジーンは、ホテル客のアランに間一髪救われる。一方ルークとリンリンは、竹林に現れたシャドウマンとアンジェリーナを負かし、ついに恵済の山の頂上までやって来た。しかしメイの姿はどこにもなかった。 3話 越王勾践剣の秘密 ルークとケンカ中のジーンは、ホテルの広場でアランにケンカの経緯を話していた。すると彼が、噴水の底からルークのアストロラーベを見つけ出してくれた。そんな時、中国にタイムトラベル中のルークは、万里の長城の内部で越王勾践剣を発見する。 4話 始皇帝の霊廟の伝説 インディアナが狙う真の宝は越王勾践剣ではなく、秦の始皇帝が造った皇帝印・伝国の玉璽(ぎょくじ)だと知ったルークたち。始皇帝の墓である霊廟の中に入った一向だったが、そこには数々の危険なワナが待ちかまえていた。 5話 怒りの印 霊廟の中でインディアナを追いかけるルーク。インディアナが伝国の玉璽に手をかけた途端、秦の始皇帝を始めとする粘土でできた無数の兵士たちが目を覚まし、一同に襲いかかってきた。そして死の川と言われる水銀が含まれた水が流れ始めてくる。