
一連の殺人事件と化け猿は無関係だったと判明し、激怒した臬台は非情な処分を下す。夏頭領を捕吏に降格させ、再び蠹県に戻したのだ。彼の仕打ちを憎んでいた捕吏たちは、今にも叩き殺してしまいそうな勢いで、“同僚”となった夏を取り囲む。そこで曲三更は「殺さずとも憂さ晴らしはできる」と、ある提案をするのだった。一方、程逸致の死によって捜査が停滞しているのを見かねた冷桂児は、20年前の火事の生存者につながる情報を集めるため、一計を案じる…。
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