
何とか国道を越えた二郎(佐藤二朗)は、母、鞠子(藤田弓子)が最後に立ち寄ったと思われるクリスモータースの工場にやって来た。そこにはうだつの上がらない社長、御手洗新造(西本竜樹)が飼っている猛犬、ギブミーが繋がれていた。聞くと、鞠子がやってきた時、初めてギブミーが吠えるのを止め、鞠子に懐いたと言う。これまで経験から鞠子がギブミーの首輪に指令を仕掛けたと悟る二郎。何とかギブミーに近付こうとするが、とにかく猛烈に威嚇してきて、まったく人を寄せ付けない。飼い主の新造もまったく持って歯が立たない。聞けば、慰謝料で揉めている妻のクリス(FIFI)だけは、ギブミーに近づけたという。二郎は今は別居しているクリスに会いに行くのだが…
スタッフ
監督:
亀井亨
(C)2009「幼獣マメシバ」製作委員会
エピソード