
昊軒(こうけん)にもらった霊薬をのんだ護法(ごほう)の双子の子供たちは、日増しに具合がよくなる。護法が、何でも差し出すので霊薬を余分にほしいと昊軒に懇願すると、交換条件として摩羅(まら)族の内情を教えるよう要求される。一方、祥雲(しょううん)(滄海(そうかい))への想いを諦めきれずにいた修茗(しゅうめい)は、初空(しょこう)と接しているときの祥雲の笑顔を見て、祥雲への執着を捨てるべきかもしれないと思うようになり…。
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