第6話 妃を求めて

第6話 妃を求めて

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謀反人レジナルド・ポールが逃亡中のため、ヘンリーはレジナルドの家族を捕らえることにした。年老いた母親のレディ・ソールズベリー、兄のモンタギュー卿、まだ幼いモンタギューの息子がロンドン塔に監禁される。 一方でヘンリーは新しい妃を娶るべく花嫁探しにいそしむ。個人的趣味ではフランス人女性を娶りたいと望んでいるものの、なかなか条件が合わずに候補者選びは難航した。神聖ローマ皇帝つながりのミラノ公爵夫人に目をつけたヘンリーは、使節を送って様子を伺わせる。肖像画を見たヘンリーはその美しさに惹かれるが、当の夫人はヘンリーの悪い噂を聞いており結婚に乗り気でなかった。さらに、最初の王妃キャサリンの大姪という姻戚問題が障害となっていた。 そんな折、ヘンリーの脚の潰瘍が悪化した。苦痛にあえぎ意識も薄くなったヘンリーは、1週間以上も床に伏せたまま虫の息となる。宮廷では容態が知らされず混乱が高まっていく。医者にも手が出せず、ヘンリーが瀕死の状態になったところ、とうとうブランドンが意を決して外科手術の指示を出し、どうにか一命を取り留めた。 回復後、再び花嫁探しを始めたヘンリーに、クロムウェルはクレーヴズ公爵の姉妹を勧める。プロテスタント同盟とのつながりを持てることがその理由だった。クロムウェルはイングランドをプロテスタントに改革しようと水面下で動いていたが、大学時代の同志が異端として捕らわれ、火あぶりにされたことで動揺する。しかし表面上はヘンリーに忠誠を誓ったため、クレーヴズ公の姉妹に興味を持たせることに成功した。 クレーヴズ公のもとへ発ったイングランド使節たちは姉妹への面会を希望するが、公爵はすぐには姉妹に会わせようとしなかった。ようやく謁見を許されたと思ったら、姉妹は顔を隠しておりどんな顔なのか分からない。使節は困り果てるが公爵に逆切れされてしまい結局引き下がるしかなかった。 監禁されていたポール一家は罪もないのに結局処刑されてしまった。知らせを受けたレジナルドはローマで嘆き悲しむ。ヴァルトブルク枢機卿からは、イングランド王がローマ法王から破門されること、皇帝とフランス王がイングランドに攻め入る気持ちがあることを聞くが、レジナルドは強攻策に乗り気ではなかった。そしてその頃イングランドでは、ヘンリーがレジナルドに恨みを募らせているのだった。
キャスト
ヘンリー8世:
ジェーン・シーモア: アナベル・ウォーリス
メアリー・チューダー: サラ・ボルジャー
アン・オブ・クレーヴズ: ジョス・ストーン
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