
学校の帰り道に、空き地で古ぼけたマトリョーシカを見つけてきた小学生・雅道。
「こんな気持ちの悪いもの捨てて来なさい!」
母親のみちるは、雅道からマトリョーシカを奪い取ると、自ら空地へ捨てに行くが、その後、何時間経っても帰ってこない。
夜更けになって、やっと帰ってきたものの、その手には捨てに行ったはずのマトリョーシカが大事そうに抱きかかえられていた。
この日以来、マトリョーシカを肌身離さず持ち歩くようになったみちるは、まるで感情を一切失ってしまったようになり…
スタッフ
脚本:
熊本浩武
脚本:
ブラジリィー・アン・山田
(C)YAM
エピソード