
大学生の羽賀啓太は、電車の網棚に忘れられた茶封筒を拾う。中には、『祀りの痕』という手書きの小説原稿が入っていた。読み始めた羽賀はページを捲る手が止まらない。気がつくと、見知らぬ駅のベンチに座っていた。辺りはすっかり日が傾いていた。怖くなった羽賀は原稿を捨てようとすると、『東西新人文学賞』募集の公告を見つける。賞金300万の賞金に目が眩み、羽賀は自分の名前で応募する。見事入賞し、受賞会場へ向かうと……。
スタッフ
脚本:
熊本浩武
脚本:
ブラジリィー・アン・山田
(C)YAM
エピソード