
京都は大地震に見舞われ市内の大半は壊滅したが、田所の予知により避難勧告で大多数の人々の命は救われた。しかし政府の中では、この大地震と日本沈没説とを結び付けて考えるものは一人もいなかった。小野寺は京都で知子とともに田所の旧友・木村の救出に奔走していた。しかし重症を負っていた木村は仏像を胸に抱いたまま息絶える。小野寺から報告を受けた田所は、再びこのような惨事を引き起こすまいと、日本沈没の時期の最終測定をはじめた。総理府秘書官・中田は、結論をはじき出した田所と松川首相を引き合わせ協力を仰ごうとする。田所が説明を始めたその時、京都から緊急連絡が入る…!(C)東宝
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