
山形県を襲った震度6の地震は、同時に100キロ離れた秋田の海底油田にも異変をもたらした。田所は小野寺とともにケルマディックで調査に向う。そこには小野寺の義弟・周二の兄、清司の油田があるのだが、京都地震以降まったく石油が出なくなり、突然、政府から油田の放棄命令を受けたというのだ。地元従業員の解雇、そしてその家族に対して責任を感じ自暴自棄になっている清司。そんな彼に、同じ場所に油田を持つカスターという男がある計画をもちかける。大量の爆薬を使って一気に原油を掘り出そうというものだ。しかし、その爆発が日本の地殻変動に重大な影響を与えることに気づいてはいなかった…。(C)東宝
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