
「船徳」
道楽者の若旦那・徳は船頭にあこがれ無理やり船頭にしてもらった。当然いい加減だが、それを知らぬ客を乗せて漕ぎだすのだ。この不幸な客たちの運命はどうなるのだろうか。
船を漕いだり、うちわで仰いだりと扇子を使う仕草がふんだんに入るというまさに映像ならではの楽しさ溢れる演目だ。前半では親方に呼ばれた船頭たちがそれぞれ自分の罪を告白しあう場面が可笑しい。
円楽は噺に登場する古くからの習わし「四万六千日」をわかりやすく説明し、またサゲにも新たな工夫をくわえた。
2018年7月11日 横浜にぎわい座
キャスト
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エピソード