第6話 老境の恋

第6話 老境の恋

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ハンズドン館では、ヘンリー8世の娘メアリーと腹違いの妹エリザベスに、うれしい知らせが舞い込んでいた。前王妃キャサリン・ハワードの処刑後、議会の法律によって王位継承権が戻ってくることになったのだ。ただしエリザベスは処刑されたキャサリンを見て結婚に幻滅し、一生独身でいることを誓う。 ヘンリーのもとには神聖ローマ帝国の大使チャプイスが現れ、フランスと交戦中のローマ皇帝が、イングランドと手を組みフランスに対抗したい旨を申し出ていた。フランス大使も参上し、これまでのフランスとの友好関係を崩さないようヘンリーを説得するが、ヘンリーは皇帝と協定を結びフランスに攻め入ることを選択する。 ヘンリーは一方、スコットランドに対して侵略を続ける。気の荒いサリー伯爵が乱闘騒ぎで逮捕されるも、釈放してエドワード・シーモアとともにスコットランドへ送り、ソルウェイ湿原の戦いで勝利を収めさせた。スコットランド王の突然の死去と、誕生した世継ぎが女児であったことで、スコットランド支配への絶好のチャンスが訪れたヘンリーは、幼い息子エドワード王子とスコットランド王女との縁談を進めさせる。 トマス・シーモアはラティマー卿の妻キャサリン・パーと不倫関係にあった。病気で余命いくばくもないラティマー卿が以前北部での反乱にかかわったことによる大逆罪を恐れていたため、ヘンリーに嘆願すべくトマスの手引きでキャサリンが宮廷に参じる。ヘンリーはトマスとキャサリンの関係にすぐ勘付いたが、優美で大人なキャサリンに惚れ込んでしまい、ドレスや宝石など贈り物を送り始めた。ラティマー卿やトマスもそれを知ることとなり、2人の男は落胆する。 イングランドがカトリックを擁護する帝国と結託したことで、ガーディナー司教はルター派をはじめとする異端者を一掃することにした。王宮内に異端の巣窟があるとし、聖歌隊の一員を捕らえて尋問する。実はガーディナーが暴きだしたかった人物はエドワード・シーモアだったのだが、その名前を聞き出すことは難しかった。 キャサリンを食事に招いたヘンリーは、カードに勝ったほうびとして大きな指輪をキャサリンに贈る。受け取らざるを得なかったキャサリンの前で、ヘンリーはトマスに、大使としてネーデルラントに駐在するよう命じた。キャサリンは愛する恋人と離れることになり、ラティマー卿にも恨みがましく先立たれてしまう。そして邪魔者を追い払ったヘンリーは、ついにキャサリンに結婚を申し込んだのだった。
キャスト
トマス・カルペパー: トランス・クームズ
キャサリン・ハワード: タムジン・マーチャント
キャサリン・パー: ジョエリー・リチャードソン
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