第二話 気の迷いは、きっかけのシグナル

第二話 気の迷いは、きっかけのシグナル

高画質 200ポイント
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「なぜ、ネコに心を奪われたのか?」 まだ、鬼塚はそのことに気付かないでいる。 今日から新卒研修社員戦力化訓練。 30人前後の女性研修員を前に鬼塚は毒舌を交え話す。 鬼塚にとって敵視されるのは当たり前の行為。 研修員の一人、山田亜佐美は特に鬼塚に対して厳しい視線を送っていた。 帰路。 ドラッグストアを出た頃、薄暗い雲を張っった空が冷たい雨を落としはじめた。 「子猫はどうしているだろう」 いつもより足早な鬼塚。公園に急ぐ。 昨日段ボールが置いてあった場所へ歩み寄る鬼塚は、段ボールの中に「みゃあ」というか細い声を聞く。 雨にうたれ、震えている小さなトラ模様の子猫。 気が付くと、鬼塚は子猫を抱きかかえていた。 動物病院で検査をしてもらい、ペットショップで要る物を買い込んだ。 何かの衝動に突き動かされるままに… 遂に家まで連れてきてしまった鬼塚。 玄関前でずぶぬれのままネコを隠し、妻の澄子に怪しまれないように風呂場に駆け込んだ。 子猫を見つめる鬼塚。 鬼塚は、子猫を「トラ」と名付けた。
スタッフ
監督: 亀井亨
脚本: 亀井亨
脚本: 松野 出
脚本: 野澤弘之
脚本: 俵 法子
脚本: 高橋 悠
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