#9

心に傷を負ったリュカはうつ病に陥ってしまう。エリオットはリュカと連絡を取ろうとするが、リュカはとても自分の手に負える状況ではないと感じている。同時期に、彼は父親に連絡をして、教会で母親と会う約束をする。リュカは友人たちにエリオットの躁鬱病のことを相談した。すると友人のバジルが、実は自分の母親も躁鬱病なのだと明かす。そして、エリオットの症状はそれほど酷くなく、大変な時期もあるだろうけれど、それを乗り越え、お互いの気持ちを大事にするべきだと説得した。同じ境遇のバジルの言葉は、リュカの心に深く響いた。一方学校では、校長先生が、談話室の生徒がWi－Fiをハッキングし、学校に忍び込んだということを知ってしまう。激怒した校長は罰として談話室を閉鎖しようとする。ダフネの友人たちは彼女のために、どうにか解決策を探そうとしていた。リュカは教会で母親と会う。エリオットに会うことを拒否している父親と違い、母親は彼の同性愛を受け入れた。ミサに出席している間、リュカは取り乱したルシルから、エリオットがいなくなり、誰も居場所を知らないというメッセージを受け取る。リュカはすぐにエリオットが秘密の場所に居ることに気づき、彼が泣いているところを見つける。リュカは彼に、二度と一人にはしないと約束する。