カフェでのんびりくつろぐ万識と和穏は、常連客の泰雅と店員の蒼生とのギスギスしたやりとりを目撃する。いつもは仲のいい幼馴染の2人は、喧嘩をしながらも素直になれない様子。そんなシチュエーションに和穏は古典落語の演題の一つ、『笠碁』を連想する――。
・『笠碁』とは
『笠碁』とは囲碁を題材とした人情噺。
囲碁が大好きで、いつも2人で打っていた男たちが、対局中に「待った」をする、しないで大喧嘩し仲違い。
しばらく顔を合わせない2人だが、しだいに囲碁を打ちたくてウズウズしてくる。
しかし大人気ない喧嘩をしてしまったため、相手のところへ出かけたくても、自分からは出かけることができず……。
キャスト
(C)ぼくらく
エピソード