第3話 仕組まれた恋

第3話 仕組まれた恋

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バッキンガム公爵が処刑され、あとは目障りなウルジーを追い落とすために、ノーフォーク公爵とブーリンは「アン」という手を使ってなんとかヘンリー王の歓心を買おうと画策していた。そんな折り、フランスとの協約をすませたヘンリー王のもとに、そのフランスとは敵対しているスペインの密使が訪れることになって、使節の饗応のために仮面劇が開かれることになった。ヘンリーもマスクをつけて出演するので、ブーリンは娘のアンも共演者として送り込み、目論み通りアンにヘンリーの目を向けさせることに成功する。 ヘンリーはアンに心を奪われた。それでなくとも跡継ぎのないことで、夫の心がどんどん離れていくのを感じているキャサリン王妃はヘンリーに愛していることを懸命に訴えるが、引き留めることはできなかった。 ヘンリーはスペイン使節にカール皇帝をイングランドに招待したいと告げ、両国の和議の準備は整う。ヘンリーの招待を受けて皇帝はさっそくイングランドにやってきた。ヘンリーは新造した軍艦を見せ、改めて両国の同盟を確認する。キャサリンにとっても肉親の甥との会見はうれしく、誰にも言えないヘンリーとの不仲もうち明けるのだった。めでたく条約は調印され、皇帝と王女メアリとの婚約も整う。しかしこの協定はフランス側にも漏れてしまい、裏切られた王フランソワの怒りを引き起こした。 ヘンリーは妹のマーガレット王女をポルトガル王と結婚させようとしていた。この王はもう年寄りで、若いマーガレットは大いに不満だった。結婚は承知するが、その代わり、その老王が死んだらそのあとは自分の選んだ男と結婚させろとヘンリーに迫って約束させる。ヘンリーは輿入れするマーガレットに随行して王の名代として結婚式にのぞむ大役を友人のブランドンに命じ、彼をその役目にふさわしい公爵に叙した。ウルジーはスペインとの協定がフランスに漏れてしまった責めをヘンリーの秘書ペイスに負わせた。実際にフランスに通じて年金をもらっていたのはウルジーであるが、そのことが漏れぬよう、ペイスに罪を転嫁してロンドン塔に送り込んだのである。
キャスト
アン・ブーリン: ナタリー・ドーマー
キャサリン・オブ・アラゴン: マリア・ドイル・ケネディ
チャールズ・ブランドン: ヘンリー・カヴィル
トマス・ウルジー: サム・ニール
トマス・モア: ジェレミー・ノーサム
トマス・ブーリン: ニック・ダニング
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