第5話 悲しき王妃

第5話 悲しき王妃

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トマス・ブーリンをロッチフォード子爵に叙した爵位授与式で、ヘンリーは非嫡出の息子ヘンリー・フィッツロイを、リッチモンドおよびサマセット公爵に叙した。正妻のキャサリンの娘メアリーより、愛人の息子を次期王位継承者にしたことでキャサリンは憤り、さらにメアリーの婚約者であるカール皇帝が約束を破ってポルトガル王女と結婚したことを知ってショックを受ける。 アンとキスまでこぎつけたヘンリーは、早くキャサリンとの婚姻を無効にしたくて仕方がない。ウルジー枢機卿の取り計らいで司教たちを集めて内密に審議させるが、法王が特別免除した結婚を、離婚に至らせることに反対の声が上がる。 キャサリンは最愛の娘と引き離されることになった。またヘンリーとの結婚が無効であること、宮殿から退去させられることをヘンリー本人から聞かされ泣き崩れる。メアリーとの別れのとき、キャサリンはメアリーにスペイン語で、自分に流れている血を忘れず、イングランド王の唯一の正式な娘として、強く生きるようにと告げた。 カール皇帝が、同盟国であるにもかかわらず相談もなしにフランスやローマと単独平和協定を結んだ。怒り心頭のヘンリーは使節メンドーサを呼びつけて怒鳴り散らす。メンドーサはこれを冷ややかにかわし、その帰り際に出会ったブーリンに対しては報酬をちらつかせ、皇帝の味方につくことを打診する。 ポルトガル王の夫を殺したヘンリーの妹マーガレットは、イングランドへ向かう船の中でブランドンからプロポーズを受け結婚する。だがその報告を聞いたヘンリーには結婚を認めてもらえず、イングランドから追放されてしまう。 ヘンリーはアンと最後の一線までは越えずに辛抱していたが、婚姻無効の審議は期待どおりに進まない。ウルジーはヘンリーに好意的なクレメンス法王に裁定を任せようと考える。 その後ヘンリーはフランシスから和解を申し入れられた。フランスと結託して皇帝に逆襲しようと画策するが、その矢先にローマが皇帝の軍に攻め入られたと知らせが入る。ローマの司祭たちは殺され、法王は皇帝の捕虜になってしまった。 一方、公爵となり母親のエリザベスと離れて暮らすようになったヘンリー・フィッツロイは、粟粒熱に冒され短い生涯を終えたのだった。
キャスト
アン・ブーリン: ナタリー・ドーマー
キャサリン・オブ・アラゴン: マリア・ドイル・ケネディ
チャールズ・ブランドン: ヘンリー・カヴィル
トマス・ウルジー: サム・ニール
トマス・モア: ジェレミー・ノーサム
トマス・ブーリン: ニック・ダニング
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