第7話 神の怒り

第7話 神の怒り

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宮廷から離れた地にあるコンプトンの城で、コンプトンが粟粒熱に冒され死亡した。かつて深い仲にあったトマス・タリスの悲しみは深く、コンプトンのために鎮魂歌を作曲する。そんな中タリスは、作曲の合間に訪れた双子の片割れジョアンに神々しい光を見出だし、恋に落ちた。ヘンリーはフランスと再び同盟を結び、カール皇帝と対峙することとなった。これに一役買ったウルジーは、王の婚姻を無効にさせることについては、ローマ法王が幽閉されているオルヴィエートに2名の使節を送り法王を説得する策を講じたことで、ヘンリーからの信頼を取り戻す。フランスからはベレー大使が訪れ、フランス軍がナポリにいる皇帝軍を征服し、皇帝をイタリアから追い出すのも時間の問題であることをヘンリーに告げた。ウルジーから法王へ送られた2人の使節はヘンリーからの私書を渡し、裁判を行う前に法王に婚姻無効の認可をしてほしいと説得するが、キャサリンを支持する皇帝からすでにアンの批判を吹き込まれていた法王は、ヘンリーの要求に応えなかった。代わりにカンペジオを法王特使に任命し、ウルジーと共に裁判を行うことを提示する。ついに疫病はロンドンにまで広まった。近親者たちが次々と死んでゆく。ヘンリーは煎じ薬を試したり、医師から聞いた通り運動で汗をかいたりと、必死に感染予防に取り組む。アンやキャサリンを王宮から離れさせ、貴族たちも宮廷から追い出した。それでも感染への不安は尽きず、ヘンリーはわずかな侍従を連れて人里離れた城へ逃げる。疫病の猛威は止まらない。ウルジーからの手紙では、要人が次々に感染して死亡したと書かれていた。そして何よりヘンリーがショックを受けたのは、アンが感染したという報告だった。ヒーヴァー城へ医者を送るが、手の施しようがない状態だと宣告される。さらにウルジーまでもが病に倒れた。疫病よりもルターの異教を恐れるモアからは、ロンドンが無政府状態で暴動も起きているという旨が報告される。ヘンリーの恐怖は頂点に達し、幻覚を見るほどになった。だがしばらく経つと、疫病はようやく静まった。教会にはタリスの作曲した鎮魂歌が響き渡る。運よく、アンとウルジーは病を克服することができた。カンペジオ特使がフランスに着いたとの連絡も入り、喜びにあふれるヘンリーは、愛するアンとついに再会を果たしたのだった。
キャスト
アン・ブーリン: ナタリー・ドーマー
キャサリン・オブ・アラゴン: マリア・ドイル・ケネディ
チャールズ・ブランドン: ヘンリー・カヴィル
トマス・ウルジー: サム・ニール
トマス・モア: ジェレミー・ノーサム
トマス・ブーリン: ニック・ダニング
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