
ポールはキャシーと結束を固めるため髪を剃り、彼女が化学療法で髪がない間、共に坊主頭でいることにする。キャシーが余生を精いっぱい生きることだけに専念していると知り驚いたポールは、自分が調べ始めていた代替療法について、彼女も研究するよう説得する。2人はポールの中途半端に剃った髪形を直すため、美容院へ行く。そこでポールは、知人がいかにガンを克服したか詳しく知るという美容師と仲よくなる。一方、キャシーはポールに病気を告白したが、息子のアダムには何も言わないよう口止めする。
キャシーはポールに刺激を受け、トッド医師に代替療法でガン治療をする決意を伝える。医師はその効果については懐疑的だが、それでキャシーの気が休まるならと賛成する。ポールはキャシーのガンをアダムに知られないよう苦労する。その頃、レベッカはミネアポリスに住むために異動を申請したと、ショーンに伝える。
だが、ショーンが自分を決断の材料にしないよう伝えると、レベッカは怒ってホテルから彼を追い出す。ポールは同僚たちにキャシーの体調を伝え、夫がガンだという女性が社内にいることを知り会いに行くが、彼女の夫は苦しんだ末に亡くなり、そのため彼女は何も話したくないのだと言われる。
レベッカはショーンとの別れを酒で紛らわせるため、キャシーとマーリーン一緒に無料のビュッフェで食事をする。実は、その「レストラン」は男性ストリッパーのショーが売り物のクラブだった。キャシー、レベッカ、マーリーンの3人はクラブのお楽しみに興じる。その頃、アダムはバスを待つ間に、親が離婚したという十代の少女と知り合う。一方、レベッカはショーンへの未練を断ち切ると約束する。マーリーンは夜更けに家の外でカバンを捜していて、キャシーを見ても誰だか分からなかったことから、心配したキャシーに自分がアルツハイマーを患っていることを告白する。とうとうポールが家に戻り、キャシーはトッド医師に勝利を願ってもらう。
キャスト
キャシー:
ローラ・リニー
ポール:
オリヴァー・プラット
ショーン:
ジョン・ベンジャミン・ヒッキー
アダム:
ガブリエル・バッソ
マーリーン:
フィリス・サマーヴィル
トッド医師:
リード・スコット
アンドレア:
ガボレイ・シディベ
スタッフ
監督:
ダーリーン・ハント
脚本:
ビル・コンドン
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エピソード