
北方の金国では、豪族・曽氏が途中の街や村を風の如く席巻し殺戮掠奪を繰り返しながら一路南下していた。当主の曽狼は金国の出身で、その五人の息子は曽家の五虎と恐れられており、梁山泊の頭目である晁蓋の故郷・東渓村では偶然いた鉄牛を捕らえ、この地を曽一族の根拠地とし、晁蓋をおびき出そうと企む。その頃都・開封では、曽氏と梁山泊が対立しているこの状況を知った高求が、両者の潰し合いを楽しんでいた。一方梁山泊では、解放された鉄牛からの話を受け激論を交わすが、曽氏が自分たちを倒して天下に名を轟かせ高求に取り入ろうとしていることを悟った林中は、花栄と鉄牛を連れ先遣隊として東渓村に向かう。その頃東渓村では、曽兄弟が村人に対し蛮行を繰り返していた。何とか林中たちによってこれを追い払うが、再びやって来るであろう曽一族の襲撃に対し林中は策を練っていた。 (C)国際放映
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