
宰相・高求によって政治の腐敗は益々進んでいた。政治に口を出そうとする徽宗皇帝には李師太夫を送り、夢中にさせることで世間の悪評を少しでも帝のせいにしようと策謀する高求一派であった。一方そのことを知りつつ何も出来ない帝は、自身の立場を歯痒く思っていた。そんな中で高求は、北京(ほっけい)大名府一の長者・蘆俊義を味方にするため、その娘・鳳仙を帝の花嫁候補として都に呼び寄せる。政治の腐敗と民衆の不満を帝に訴えるため都を訪れていた史進と魯達は、偶然街で李師太夫を見かける。帝と通じているという太夫に対し、魯達は太夫の力で何とか帝自身の悪い噂を断ち切ってほしいと頼み込む。やがて帝は太夫に対し宮中に迎えたいと言い出すが、太夫は魯達からの嘆願を思い出し、複雑な気持ちのまま誘いを断ろうとする。その頃梁山泊にも鳳仙が都に入ったとの知らせが届き、林中は都へ向かっていた。 (C)国際放映
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