
関勝も加わり、ここに腐敗混濁の世を救わんと梁山泊に結集する者は百八人を数えるに至った。都では高求が最後の手段として戒厳令を敷いたため、市民もその財産も移動が禁止され、商いは途絶して、文字通り死の街と化していた。更に高求は、帝を廃絶し、宋朝に代わって新たに高求王朝を樹立しようとする大きな野望を側近に漏らすのであった。一方梁山泊では、高求率いる近衛軍との最終決戦に備えるべく準備をしていたが、林中と公孫勝は、高求が梁山泊による攻撃に対し逆に帝と民衆を利用しようとしていることを危惧したため決戦の時期を窺っていた。一先ず林中を中心に先遣隊が都へ向かうこととし、別動隊がそれに続く。都では、更なる恐怖政治が街を支配し、政権への反対者に対する処刑が絶え間なく行われていた。 (C)国際放映
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